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電車の粘着制御
レールと車輪との間の摩擦による駆動力(接線力)は一般的にあるスリップ速度(駆動輪速度と列車速度の差)でピークを持ちます。
この特性を利用して、接線力の頂点を目指してモータを制御する最大接線力制御を用いることにより、電車が更なる高速走行を実現できます。

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一括補償型アクティブフィルタ
パワーエレトロ二クス機器から発生する高調波(基本周波数のn倍の周波数の電圧・電流)は、電気機器の故障などの原因となります。

アクティブフィルタはこの高調波を除去する(補償する)装置で、これによりクリーナ電気を供給することが可能となります。
負荷の数によらず制御のできる一括補償型アクティブフィルタの研究を行っています。(Click here for detail)


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トラクションコントロール
水溜り等の低摩擦路面では、車輪が空転を起こし加速が難しくなります。このとき、空転を抑制し高速に加速して高速走行できるようにトルクを制御することをトラクションコントロールと言います。
トルク応答の高速である電気自動車では、安価で高性能なトラクションコントロールを実現できます。

相反モータ電気自動車
JIMNYを改造した電気自動車で、ボンネット内にインバータと制御装置、後部荷台にバッテリを搭載し、モータはセンターシャフトに直結し4WDとしてあります。(Click here for detail)
相反モータを用いるためにセンターデフが省略できるのが特徴です。



相反モータ
回転子と固定子の両方が同トルクで回転することができるモータで、デファレンシャルギアレスのEVが可能になります。(Click here for detail)

ステッピングモータ
位置決め用のモータとして広く普及しているモータで、より高速で安定した制御を目指しています。

複合電流駆動多軸モータ
複合電流駆動多軸モータ理論解析と新しい制御方式について研究を行っています。


UPSの独立制御
UPSは、停電時にコンピュータ等が急停止するのを防ぐために、電力を供給する装置です。
従来のマスタ・スレーブ方式に対して、複数のUPSが互いに独立に安定した動作をすることができる独立制御に関する研究を行っています。

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電池の残存容量推定
電気自動車に搭載されている電池の残存容量を正確に推定する方式について研究しています。

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