研究内容
研究コンセプト | 要素分野 | 進展中の研究 | 過去の研究 | 助成金 | 大学院教育 | 奨学金 | 進路と就職
研究コンセプト
 

 本研究室では、電子情報工学に基づき、電気系と機械系の融合を目指しています。
 一般的には、"Mechatronics(メカトロニクス)"と呼ばれますが、 新しく"Motionelectronics"というコンセプトを提案し、 私たちの研究・教育活動を通して実現したいと考えています。

要素分野
 

 基本技術はパワーエレクトロニクスアクチュエータディジタル制御です。 電気エネルギーでものを動かし、それを自由に制御するために必要な分野です。 さらに、ツールとしては、電子情報工学英語やる気(人と違うことをやりたい願望)などがあります。

現在進展中の研究テーマ
 
2015年3月現在
パワーエレクトロニクス
 
    1. FCEV(燃料電池電気自動車)のための新しい電力変換器 (1) (2)
    2. 高効率パワートレインに基づく電気自動車の1充電走行距離増加制御(KAST-EV) (1)
    3. 電気自動車駆動系の高効率化を目指した直列チョッパ方式の効率評価
    4. ワイヤレスパワー伝送
    5. 高電力密度DAB
    6. PWM制御とT-PWAM制御駆動によるモータ鉄損評価
    7. 電気自動車用2電源パワートレインシステム
    8. 負荷変動に対応したDCチョッパ出力制御
    9. 電気鉄道用非接触給電装置
    10. 電動車椅子のためのDCモータに瞬発力を与える回路の設計
    11. ネガワットコスト
    12. その他
ロボティクス
 
    1. 物体の表面形状および感触を再現するデバイスの開発
    2. 電磁アクチュエータを用いた触覚ディスプレイの開発
    3. 人間の動作から学ぶねじ締め作業の向上
    4. 力覚情報と視覚情報を組み合わせた遠隔操作ロボットの制作
    5. 小型二足歩行ロボットNaoによるビジュアルサーボに関する研究
    6. その他
過去の研究
 
助成金(科学研究費)
 

 本研究室の研究プロジェクトは、政府関連(科研費など)および産業界(共同研究など) からの支援に加えて、学内からの研究費でサポートされています。
 研究資金の年平均は、約2000-5000万円となっています。

大学院教育
 

  大学院入試に合格し、必要単位を取得し、所定の論文を書くことで、横浜国立大学から修士や博士の学位が授与されます。 学外からの受験で、大学院入試合格後に本研究室に所属を希望する場合は、事前に河村教授へコンタクトすることをお勧めします。 学外からの受け入れ枠があります。

奨学金
 

 本研究室では、外国人学生に対して文部科学省からの奨学金で横浜国立大学に留学し、学位を取得した人がいます。 これまで、チュニジア、ブラジル、韓国、フランス、中国、トルコ、南アフリカ共和国からの7人の学生が、文部科学省の奨学金を授与され、各々の課程を修了しました。
 また、2015年4月現在、タンザニア、ケニア、中国からの国費留学生が在籍しています。
 また、修士課程後期日本人学生には、学振の特別研究員の採用も過去4名の実績があります。 また、博士課程後期では日本育英会の奨学金は大抵の場合受給できます。

卒業生の進路と就職
 

日本語版OBの活動のページを御覧ください。 なお、プライバシーの保護のため、氏名などは伏せました。